McSEIS-SXW
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表面波探査について
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McSEIS-SXW
    ●概 要    

OYOの“高精度表面波探査”は、多点測定と独自の解析技術を採用して、地盤の2次元S波速度構造が簡単に求められるようにした表面波探査手法で、McSEIS-SXWは、これを効率的に実施できるように設計された地震探査装置です。高精度表面波探査解析プログラムが内蔵されており、測定終了後に、その場で解析結果を得ることができます。また、本装置には高精度屈折法解析プログラムも内蔵されおり、屈折法探査についても現場で解析まで行うことができます。もちろん、この他にも様々な地震探査のデータ収録に利用でき、汎用の地震探査装置としても優れた性能を発揮します。

表面波探査の測定
高精度表面波探査の概要


   

特 長 ↑上へ戻る

   
  • カケヤ等で起振して12もしくは24点のジオフォンで受振する探査方式で、短時間に簡便に測定できます。バイブレータなどの振源は不要です。
  • 取り扱いが容易な4.5Hzの受振器を用いて、深度約20mまでの探査が簡単に行えます。
  • 独自に開発した「CMP解析」により水平方向の分解能が格段に向上し、S波速度構造が2次元断面図として求められるようになりました。
  • 内蔵ソフトウエアにより自動解析ができ、誰でも一定レベルの解析が可能です。
  • スウェーデン式サウンディング、あるいは、標準貫入試験やミニラムなどで求めた「N値データ」を入力することにより、推定N値断面が作成できます。
  • PCで利用できるソフトウエアも用意されています(別売)。
  • 宅地地盤調査、耐震性調査、地盤改良効果の判定など、様々な調査に幅広くご利用いただけます。

   

仕 様 ↑上へ戻る

   
■McSEIS-SXW Model-1127
■データ収録部
成分数
 24+1(ショットマーク用)
入力インピーダンス
 20KΩ‖0.05μF
利 得
 24、36、48,60dB
周波数帯域
 2〜4600Hz
AD分解能
 18ビット
サンプルレート
 25,50,100,200,500,1000,2000μsec
プリトリガ
 0,128ワード
メモリ長
 1K、2K、4K、8K、16Kワード
プリトリガ
 0、128ワード
トリガー入力
 ハンマースイッチ、ジオフォン
トリガーレベル
 100〜1000mV設定可能(100mVステップ)
■システム総合
CPU
 AM486DX5(133MHz)
ハードディスク
 8GB(4GB×2パーテーション)
ディスプレイ
 10.4インチTFTカラー液晶800×600ドット
フロッピーディスクドライブ
 3.5インチ、MS-DOS(720KB、1.44MB)
MOドライブ
 230MB、640MB
インターフェース
 パラレル(外部プリンター用)、PS/2マウス、キーボード
動作電圧
 DC10.5〜13.5V
消費電流
 3.2Amax(DC12V時)
動作温度
 0〜40℃
寸 法
 220×330×270mm
重 量
 8kg
■その他の機能
機能名
 リアルタイムノイズフィルター
 データスタッキング
 デジタルフィルタリング
 入力チャンネル入替(1〜12chを12〜1ch又は、13〜24chを24〜13chへの反転機能)
■サンプルレートとリアルタイムデジタルローパスフィルターの関係
サンプルレート (μs)
デジタルローパスフィルタ (Hz)
25
4600 ※1
50
4600 ※1
100
1000
200
500
500
200
1000
100
2000
100
※1:アナログプリフィルター

●解析例

S波速度構造図
N値を用いて再解析した
S波速度構造図
推定N値断面図
(2D解析図)
推定地質断面図
S波速度構造図 S波速度構造図(N値あり) 2D解析図 地質断面図

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