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従来の160型と同等の光学系・計数系をそのまま備え、試料室に12個の試料ホルダーを装着し自動連続測定することが可能です。短時間で能率よく測定ることができるため土木工事などの大量試料測定に威力を発揮します。
平成14 年通常国会において「土壌汚染対策法」が制定され、土壌中の有害金属元 素の経口摂取による健康被害を防止することを目的として、土壌の有害金属元素含 有量に関する環境基準が設けられました。 土壌に含まれる有害元素含有量を測定す るためには、原子吸光分析法や、ICP 発光分析法、ICP 質量分析法などを用いて分 析することが公定法によって定められています。しかしこれらの測定には、試料の 前処理作業や装置の調整が必要で多大な時間と労力、費用、溶出作業に用いた塩酸 等の廃液による環境への影響が問題となります。 蛍光X 線分析では、土壌試料を専用容器に入れるだけで有害金属元素を同時分析 することが可能であるため、土地使用履歴が不明な土壌汚染地の有害金属元素含有 量を蛍光X 線分析装置で測定することにより、分析対象を絞り込むスクリーニング 分析が行なえ、効率良く土壌中の有害金属元素分析が行なえます。