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表面波探査の舗装道路地盤への適用性の検討 筆者らは、地盤を伝わる表面波を利用して地盤のS波速度構造を簡便に推定する手法として表面波探査法の開発を進めている(林・鈴木,2000;Suzuki and Hayashi,2001)。これまでは、自然地盤上や盛土上での適用実験を主に行ってきたが、表面波探査法を舗装地盤に適用できれば、都市域においても地盤のS波速度構造を簡便に推定することができる。一般に、舗装に使われている材料のS波速度は浅部地盤のS波速度に比べて大きいため、周波数が大きくなるにつれて観測される位相速度が高くなる逆分散現象を起こす。本稿では、舗装地盤のような高速度の薄層が表層に存在する場合について差分法を用いて波動場の計算を行い、高速度層が速度構造推定に及ぼす影響について検討を行う。 つくば技術開発センター:探査工学センター |
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