ピストンコアラー
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ピストンコアラー
    ●概 要    

 「ピストンコアラー」は、浅海から深海底の地下構造を探査する各種物理探査とともに、海底地盤の試料を採取し、直接的な地質の確認、採取試料による各種物理・力学試験、年代測定等を実施することにより、海底地盤の詳細な情報を把握できる、極めて有力な海底地質調査用サンプラーです。
 ワイヤで吊りながら海中を降下し、先端が海底面から上方約10m程度までの深度に到達すると、サンプラーを保持していたトリガーアームがはずれ自由落下し海底地盤に貫入、サンプルチューブ内に試料が採取されます。


   

特 長 ↑上へ戻る

   
  • 脱落防止は、ピストン作用を主として、コアリテイナーを補助とします。
  • スムーズな鉛直落下構造。
  • 軽量で作業性を高めます。
  • 安全で確実な作業が出来ます。
  • 既存の研究成果を活用しています。

   

仕 様 ↑上へ戻る

   
■重力型コアラー
コアチューブ
 アルミ材(外径100mm、内径90mm)
重  錘
 鉄製と鉛製(最大40kgの重量)の組合せ、最大1000kg
ピストン
 V 型パッキンによるシール、シェアピン、スイベル付
サンプラーヘッド
 ステンレス製
 外径 :105mm、内径 :87mm
 内側クリアランスCi = 3.4%
 外側クリアランスCo = 14.3%
シュー
 ステンレス製、断面積比Ca = 45.6 %
 刃先角度5°(端部30°)
コアリテイナー
 フラップバルブ(6枚羽根)型、2段採用
ソケット
 ステンレス製、ネジ接続、Oリングシール
パイロット重錘
 大型シャックル

●構造図

ピストンコアラー構造図


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