SeisImager/2D
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SeisImager/2D
    ●概 要    

 「SeisImager/2D」は、応用地質株式会社で開発した「高精度屈折法地震探査」の解析を行うものであり、下記の3種類の解析を行うことができます。

1. 萩原の方法
 従来の「萩原の方法」をパソコン上でマウス等を用いて簡単に行うことができます。また、萩原の方法で得られた解析結果に対して理論走時を計算、観測走時と比較するとともに、理論走時と観測走時の差を最小化するよう、インバージョンによってモデルを自動修正します。

2. トモグラフィ的解析
 トモグラフィ的インバージョンによって、理論走時と観測走時の差を最小化するよう、ほぼ自動的に速度分布を求められます。孔中起振・孔中受振データの同時解析も可能です。

3. 層構造自動解析
 トモグラフィ的解析で得られた速度モデルを層構造に変換し、インバージョンによって、理論走時と観測走時の差が最小となる層構造モデルを自動解析します。

開発元:応用地質株式会社 販売元:応用リソースマネージメント株式会社

応用リソースマネージメントのSiesImager/2DのHPへ
応用リソースマネージメント(販売元)でもHPを開設しております。バージョンアップ情報のダウンロードや最新情報などはこちらからどうぞ。

   

特 長 ↑上へ戻る

   
  • 応用地質株式会社で開発した最新技術「高精度屈折法地震探査」の解析が可能です。
  • 屈折法の解析だけでなく、波形データ処理から結果図作成までをサポートします。
  • メニュー、ダイアログ、マウス等、Windowsインターフェイスを駆使した使いやすい設計です。
  • Windowsの標準印刷機能の採用により、全てのWindows対応プリンタ、プロッタに出力可能です。また、画面表示と印刷が共通なため、容易に作図が可能です。
  • オンライン・ヘルプを用いた、わかりやすいマニュアルです。
  • DXF、OLEにより、各種CADおよびWindowsソフトに互換しています。
  • バージョンアップ情報、解析ノウハウ集、バグ情報等は、応用リソースマネージメント株式会社ホーム・ページ上で公開しています。

   

仕 様 ↑上へ戻る

   
SeisImager/2Dは次の3つのプログラムによって構成されています。
■SeisImager/2D
■波形処理プログラム:PickWin95 (初動読み取り画面:59KB
対応入力波形フォーマット
 McSEIS-170、170f、SX、SX-48ch、DAS-1(SEG2)OYO-8ヘッダ形式
波形出力フォーマット
 OYO-8ヘッダ形式(ヘッダ表示、ヘッダ情報入力)、テキスト形式
最大データ数
 トレース数:256×サンプル数:8192
波形処理

パワースペクトル、バンドパスフィルタ、コリレーション、トリガー時間シフト、スタック(センブランスによる重み付けスタック機能を含む)、速度フィルタ等

波形表示
および印刷(作図)
 ノーマライズ、クリッピング、時間/振幅任意倍率表示、ウイグル/バリアブル表示
初動走時読み取り
 自動読み取り/マウスによる手動読み取り
走時データ出力
フォーマット
 PlotRefa形式テキストデータ
その他
 波形と走時曲線の同時表示機能有り
■屈折法解析プログラム:PlotRefa (パス計算画面:43KB観測走時と理論走時比較画面:41KB
最大データ数
 起振点数:100×受振点数:401×速度層数:15
走時曲線の表示
および印刷(作図)

折れ点カラー表示、起振点毎カラー表示、観測走時と理論走時の比較図

速度断面の表示
および印刷(作図)

カラー・コンター図、コンター線図

走時曲線の編集

マウスによる走時修正、走時差曲線表示、往復走時のチェック/自動調整、同一起振点走時曲線の統合、標高・走時等の表入力可能

萩原の方法による解析

折れ点位置の決定・表示、速度走時の計算・表示、マウスによる深度走時のはぎとり、深度走時断面の表示、深度走時から速度モデルの計算

理論走時計算

ホイヘンスの原理に基づくパス計算法、理論走時と観測走時の比較図の表示、波線経路の表示

層構造自動解析

非線形最小二乗法によるインバージョン、層厚の自動修正、層厚と速度の同時自動修正

トモグラフィ解析

初期モデルの自動作成、層構造モデルへの変換、非線形最小二乗法によるインバージョン

互換性

SeisRefaファイルの読み込み(書き出しは不可)、走時曲線のDXF形式ファイル出力

その他

孔中起振・孔中受振データの同時解析、モデル計算機能(モデルの自動作成、理論走時計算)

■解析結果プレゼンテーションプログラム:GeoPlot (報告書作成画面:59KB
解析断面(速度分布)
図の表示印刷(作図)

カラー・コンター図、 コンター線図、コンター色・コンター境界等の任意設定

インタープリテーション
ツール

任意の地点(線上)の速度値抽出、複数の断面間での四則演算等

互換性

解析断面のDXF形式ファイル出力、Windows OLE対応、速度分布データのExcel形式ファイル入出力

その他の機能

任意縮尺・任意縦横比・表示範囲任意設定
検層結果(折れ線もしくはカラー)の重ね描き
交点やボーリング箇所を示す旗あげ
簡易作図機能(断面図内への直線や文字の上書き)

■SeisImager/2D動作条件

  • 対応OS: Windows 95/98/NT4.0/2000(日本語)
  • メモリ:32MB以上
  • その他:ハードディスク:ソフト本体10MB、実行用領域(メモリー+ハードディスク)300MB以上

    ※ Windows 95/98/NT4.0/2000および Excel は米国 Microsoft 社の登録商標です。

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